男性不妊に対する当院の考え方
不妊で悩まれているご夫婦で最初から男性が積極的に病院で検査を受けられるケースは稀です。
大抵の場合は奥様が病院に先に通われてそれからご主人が不妊治療専門クリニック等で精液検査を受けられる事が多いように思います。
しかしながら、昨今男性側に原因が見つかるケースがとても多くなってきています。
①精子の数が少ない
②運動率もしくは前進率が低い
③正常形態率が低い、奇形が多い
更には精子が精液中に確認できない『無精子症』の診断を受けられる方も稀では無くなってきています。
正確な数字を把握している訳ではありませんが特に20代、30代の方に多いように見受けられます。
精子に問題が見つかった場合、『顕微授精』を行えば解決できる！と私も以前は思っていました。
もし顕微授精で胚盤胞まで受精卵が育たなければ卵子に問題がある。しっかりと体質改善して『卵質改善』が出来れば大丈夫なはず。
しかしながら最近その考え方が間違っているかも知れないと思っています。顕微授精であっても精子に見た目からは判断できない異常があればやはり受精卵の発育に影響が出ると医療機関の研究等で分かってきたからです。
不妊で悩むご夫婦の弱年齢化（20代の方が増えてきました）は顕著です。原因は色々思い当たりますが、もはや『卵質改善』だけでは片手落ちの時代に突入したようです。
『自然妊娠』を望まれる方だけでなく『人工受精』『体外授精』で妊娠を望まれている方にも精子の質の改善は必須だと思います。
『精子力改善』を積極的に行いましょう。
「卵子」には運動能力はありませんので卵子の細胞内の栄養状態やミトコンドリアの量、遺伝情報等のクオリティを高めるという意味での『卵質改善』という言葉で当院では女性クライアント様の体質改善を行ってまいりました。
一方男性の精子は？と言うとご存じの通り、運動率、高速運動率、前進率という評価がある通り遺伝情報等の細胞内の状態が良いだけではダメで運動能力も必要です。
更には一匹の精子だけが健康であれば良いのではなく一定の精子の数も必要になってきます。
一度の射精で1億匹以上の精子が放出されると言われていますが、「精子の中身の質の向上」だけでなく数や運動能力の向上も必要なのです。
『精子力』とはまさに個の精子のクオリティだけでなく精子集団としてのチーム力を意味します。
これからは妊娠を望むご夫婦は男性も『精子力改善』、『精子力アップ』をしっかり意識して妊活して欲しいと強く思っています。
当院の精子力アップ『妊活施術』の流れ
当院では『精子力アップ』を目的に男性向け「こ宝整体」を行っています。
施術の手順です
↓↓↓
最初に問診を行います
専用のカウンセリングシートにご記入頂いた後、クリニックでの検査結果等も伺いながら現在のお身体の状況を把握するためにしっかり問診を進めていきます。
お身体の状態をチェックします。
骨盤や背骨のゆがみをカイロプラクティックの診断法でチェックしたり、脈診や腹診等の東洋医学的な見方で身体の調子の悪いところ、バランスの乱れている場所を探してゆきます。
施術方針をご説明し「こ宝整体」を行います
主たる「精子力ダウン」の原因と思われる要因をご説明し、施術に入ります。骨盤や背骨の歪みの矯正を行ったり、鍼施術や電機治療機器を使用して血流アップ、自律神経・ホルモンバランスの調整、ストレス緩和等を通じて「精子力アップ」を目指します。
施術が終わりましたら
施術後のお身体の状態を伺ったのち今後の施術方針や日常生活での注意点等のアドバイス等させて頂いて終了となります。